ヘイセイバンフツウノヒト
安西水丸に捉えられて戯画化されないという保証はどこにもない。読んで笑ってしまうけれど、その笑いの中には自分の姿を後ろから眺めるような冷たさが潜んでいる、シュールな日常の作品集。
普通の人々が繰り広げる、シュールな日常を描く。我々は自分自身にとってはかけがえのない独自の人間であるとしても、他人の目から見れば所詮は普通の人にすぎず、安西水丸の筆に捉えられて戯画化されない保証はどこにもない。読者はこの本を読んで笑う。しかしその笑いには、自分の姿を後ろから見ているような冷たい恐怖が含まれているはずである。
安西水丸 ・ 1989
安西水丸 ・ 1988
安西水丸 ・ 1987
安西水丸 ・ 1982
入江紀子 ・ 1993
ぬまじりよしみ ・ 1993
彩花みん ・ 1993