箱舟はいっぱい
ハコブネワイッパイ
作品紹介
SF的手法を駆使して、現代の世相を痛烈に風刺する。「カンビュセスの籤」「ノスタル爺」など十二編を収めた、藤子・F・不二雄の異色短編集。
文庫版全 1 巻出版社: 小学館
第1巻
1995.08.10 発売
- ISBN
- 978-4-09-192063-8
- 出版社
- 小学館 / 小学館文庫
あらすじ
恒星間航行が実用化された遠い未来、思わぬ問題が浮上していた。長距離宇宙船の閉ざされた空間で、来る日も来る日も同じ顔を突き合わせて暮らすうち、乗組員の精神は必ず変調をきたす。やがて仲間割れや暴動、反乱といった悲劇が相次ぐようになった。そこに目を付けた宇宙時代の新ビジネスとは何なのか。また、終戦を知らぬまま孤島のジャングルに隠れ住んでいた男が、三十年ぶりに故郷へ帰ってくる。しかし村はダムの底へ沈み、妻もすでに亡くなっていた。思い出の木の下で回想にふけるうち、男はある予感にかられて走り出す。
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